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- 卒寿記念・人間国宝 鈴木藏の志野展
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2024年11月22日(金)
~ 2025年1月19日(日)
- 日本を代表する陶芸家、鈴木藏(すずきおさむ・1934年岐阜県生まれ)は、重要無形文化財「志野(しの)」の保持者(人間国宝)です。鈴木藏は、多治見市の丸幸陶苑に勤務する父の助手として働く中で、本格的にやきものづくりの道へと進むことになります。薪窯(まきがま)でしか焼けないとされていた「志野」にガス窯で挑戦し、自然への畏敬の念を重んじ、伝統を大切にした中から独自の作陶スタイルを確立していきます。「志野には日本人の美意識の独特さと素晴らしさがある」と語る鈴木藏。作品をつくるなら「新しくて、力強いもの」という姿勢を崩さず今日まで取り組んできました。
会期中の2024年12月に卒寿を迎えるのを機に、初期から最新作までの作品を一堂に展示します。古典の大切さに自らの美意識を映し出した独自性に富んだ作品を展示し、鈴木藏の軌跡と“今”を紹介します。
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